クリスマスローズフェスタ クリスマスローズ講演会 part2

大変長らくお待たせ致しました。
忙しさもひと段落して、これからまた、少しづつ更新していきたいと思います。
今日は、前回の続きのクリスマスローズ講演会の話です。

1つの色や形などをイメージした苗を販売出来るまで作るのに、何と最短でも12年はかかるそうです。
最初に交配したもの種をまき、花が咲くまで3年、その中でイメージに近い苗は2~3本でそれらを交配させて種をまき、今度は50%ぐらいがイメージに近い苗になり、それらを交配させて・・・と繰り返して出来上がっていくそうです。

木口さんがイメージしていたのは、まずは色を安定させたかったそうです。
そして、木口交配の5つのポイント


・花首がしっかりとしていて、横を向く。
・花弁が幅が広くて、丸弁。
・カップ型であまり開かないもの。
・色彩が明るく、微妙な色を出す。
・色が鮮明である。

これらのことをイメージして交配をしていったそうです。
しかし、まだまだでようやく基礎の部分ができた段階であるとも述べていました。

また、交配については必ず、良いもの同士を掛け合わせるように、そうしないと必ず悪いものがでるそうです。親株がいかに良い株であるかが大切です。

他にも、育て方について
クリスマスローズは多年草の中でも丈夫なので、水の上げ方も上土が白ぽく乾いたらたっぷり水をやるように(毎日、水をあげるわけではない)。
また、寒い中でゆっくりと花を咲かせるときれいに咲く、
など話していました。

下記のような資料も配られました。
le1

また、下は展示されていた木口交配の写真です。
木口交配クリスマスローズ
木口交配クリスマスローズ
木口交配クリスマスローズ
木口交配クリスマスローズ

時期的に、ぐりーんべりぃのクリスマスローズの苗も花が終わりになりつつありますが、来年また良い花の苗を販売できるようにしたいと思います。